
消防士になりたい、消防の仕事に興味があるけれど…

プライベートの時間が取れなくて悩んでいる…

家族と過ごす時間を優先したいな…

消防士は休みが多いって聞いたけど本当?

消防士は家族と過ごせる時間は多いのかな?
と想いや悩みを巡らせているのではないでしょうか?
この記事では、これらの想いや悩みを
『東京消防庁もとレスキュー隊長』の『バリー』が今までの経験から解説・アドバイスします。
最後まで読んでいただけたら、家族と過ごす時間が多いことがざっくり分かると思います。
ちなみに私は、

消防士は「やりがい」があって最高!
プライベートも充実させてくれて感謝!
って想っている幸せものです。
消防士になりたい、興味がある方にとって、この記事が消防の世界に足を踏み入れる『きっかけ』になってもらえると嬉しいです。

ワークライフバランス
以前書いた記事で…

消防士は、24時間勤務で2日分働くことになり、月約10回出勤する。
一般の会社員(平日出勤)より通勤回数が半分少なくなるため、その分休みが多いと実感ができる。
と解説しました。
プライベートで通勤回数が半分少なくなることは、とても有益です。
約10往復分の通勤時間がプライベートの時間に上乗せされるためです。
片道1時間掛けて出勤している人なら20時間も上乗せされる計算になります。
これは消防士であることの大きな魅力の一つと言っていいでしょう。

ここからは、私がプライベートで過ごしてきたことを紹介していきます。
家族と過ごすことを優先に
私は、19歳で東京消防庁に入り、消防学校を巣立ってから、単身寮で同僚・先輩たちと楽しく過ごしてきました。
その後、レスキュー隊を目指しながら、夜間大学に通い、忙しくも充実したプライベートを過ごしていました。
24歳の頃には、念願のレスキュー隊員になり、夜間大学も卒業できました。
そして、27歳で結婚し、子どもを授かりました。
ここからのプライベートは、家族を優先に考えて過ごしてきたと思います。
私の気持ちは…
仕事では災害現場や訓練で緊張することが多くなるため、プライベートでは家族と仲良くし平穏に過ごしたいという気持ちがありました。
そのため妻とは、
子どもが幼稚園や学校に行っている間にできる二人の時間を大切にしました。
ランチに出かけたり…
軽い山登りやボートで川下りをしたり…
映画やショッピングに行ったり…

妻のサポートも心掛けました。
消防で身に着けた家事能力を活かして、掃除、洗濯、買い物、料理…苦に思うことなく何でもしてきました。

もちろん家族で、
室内プールや公園にでかけたり…
川や山のレジャーを楽しんだり…
遊園地に行ったり…
観光地を巡ったり…
本当に多くの時間を家族と過ごすことができ、妻と子どもたちとの仲も良好です。
これも消防士のプライベート時間が多いからだと思い、感謝しています。
![]() | 価格:4290円 |

趣味も家族にメリットがあることを
話が少しそれるかもしれませんが…
私は、趣味で釣りや山登り、そしてランニングをします。
趣味といっても、釣りは月に1度行く程度。
山登りは、若い頃にアルプスの山を縦走していたので、今は近くの山をトレーニングがてら山頂の景色を見に行きます。
ランニングは毎日の日課にしています。
これらの趣味は、家族と仲良くするために工夫をしています。
釣りは、午前中に魚を釣ってきて、自分でさばき夕食に家族に振る舞います。
山登りも手頃な山を家族と登り、楽しんでいます。
ランニングもただ走るだけでなく、帰りにスーパーに寄り、食材や日用品を買って帰ります。
これを日課にしているため、妻はけっこう喜んでくれます。
趣味が家族にメリットがあるのは、良好な関係を築くのに大切なことだと感じています。
まとめ
消防士は、一般の会社で平日出勤の人に比べるとプライベートの時間は多いです。
やはり通勤時間が半分少ないのは大きいです。
しかも仕事に情熱を注げて、やりがいを感じ…
プライベートの時間も充実している。
こんなにいい仕事はないと思います。
学生で就職先に悩んでいる方…
今の仕事が忙しく家族と過ごす時間がなくて悩んでいる方…
ぜひ消防の世界に入ることを検討してみてはいかがでしょうか?

東京消防庁の採用する年齢が35歳に引上げられました。
転職して消防士になる人も増えてきています。
ぜひぜひ消防の世界に!
![]() | 2026年度版 東京消防庁 科目別・テーマ別過去問題集(消防官1類) [ TAC出版編集部 編 ] 価格:2530円 |
